Don Chan Palace Hotel & Convention(ドンチャンパレス∙ホテル∙アンド∙コンベンション)に宿泊したのは2016年8月
ホテルはDon Chan(ドンとはラオス語で島という意味なので、ドン島)と呼ばれるメコン河ラオス側にある元々の中州
そこある14階のビルが、ひときわにその存在感を示している。
正面玄関はメコン河と反対側
ロビーは広々としており、正面から入ると、
左から2階のレストラン(チャイニーズ)につながる階段、隣のコンベンション施設に繋がる通路、観光客用売店、トイレ、エレベーター、ゲスト対応カウンター、レセプションカウンター、そしてメインダイニングレストラン、ロビーバーと配置されている。
右奥のレセプションカウンターにはスタッフが常駐
ロビーは広々としている。
ホテルの建物は14階
1階 レセプションカウンター メインダイニングRiverland(リバーランド)など 売店
2階 Yue Yuan Chinese Restaurant(ユー・ヤン・チャイニーズ・レストラン エイト・トレジャー)
3階 プール ジム スパ
4階〜13階 客室
14階 Top Club(トップ・クラブ)
我々が泊まったのは、スーペリア・ルーム(1クイーンベッド バルコニー付) 36平方メーター
部屋に入ると、左側にクロセット(中にはセイフティ・ボックス)、ミニバー
反対側(右側)にバスルーム
左側は壁に沿ってテレビがあり、デスクが2つ(1つは化粧台)、その先がバルコニー
窓の外バルコニーの向こうにはメコン河
バスルームのドアは珍しいスライド式で、すりガラスの部分にはホテル名
中は左にバスタブ、正面に洗面台、右に便器の配置
バルコニーからメコン河、対岸のタイを眺める。
1階のメインダイニング
Riverland Restaurant(リバーランド・レストラン)
かなりの収容能力はその席数からも想像可能
デコレーションの派手さはないが、堅実な5スターホテルの朝食
オムレツや目玉焼きをお好みでオーダー
地元の麺はこちらのカウンターで
ラオスにもロティがあるようで
色々と取ってみた初日
2日目のメニュー内容は少しばかり変更
朝食時間が明記されたバウチャーをチェックイン時に渡される。
Lobby Bar(ロビー・バー) 10:00〜23:00
Yue Yuan Chinese Restaurant(ユー・ヤン・チャイニーズ・レストラン エイト・トレジャー)
11:00〜14:30 17:00〜22:00
2階のチャイニーズレストランは、夜営業している事は確認済み(ただし客は数えるしか入っていなかった)
ホテルの建物のメコン河側にあるビアガーデンは営業をやめたのか?それともオフシーズンで休業中か?不明
行ってみたが、しばらく営業をしている様子はなかった。
3階には、スイミング・プール、ジム、スパがある。
建物の真下に位置するプール 06:00〜23:00
日中もプールの水は太陽にあたらない為、冷たい。深さは大人用と子供用と、2種類あり
ジム(06:00〜23:00)は、オープンエアのフィットネス
ガラスで仕切られ部屋になっているコーナーもあったが(ジム用具は設置済)、何故かエアコン施設なし
男女共にサウナ・スチームバスの施設があり、宿泊客は無料で使用可能
Healing Hands Massage Center(ヒーリング・ハンド・マッサージ・センター) 10:00〜23:00
我々はLao Traditional Massage(ラオ・トラディショナル・マッサージ)60分を体験
2日連続でマッサージをし、だいぶ疲労回復に役立ったので、これはお勧め
60分180,000KIP 90分220,000KIP 120分250,000KIP(すべてサービス料金・税込価格)
ロビーにある売店The Southeast International Local Specialty Store
東南国際地場特別店とでも訳すか?あきらかに中国人観光客を相手にしたお店
ビールやソフトドリンクも販売
部屋から眺めたメコン河に映える夕焼けは、今回の旅行前にビエンチャン旅行経験者からもお勧めのひとつとして挙げられたもの
せっかくなので、ビールを飲みながら部屋のバルコニーから刻一刻と変わりゆく夕焼けを眺めた。
軽い食事をルームサービス
宿泊客として
ビエンチャンでは現時点では高層ビルと言える14階建てで、メコン河側には何も視界を遮るものはない為、夕日を眺めるのには絶好のポイント
対応してくれたスタッフは皆が総じて親切
スパのマッサージもシンガポールに住む我々にはけっして高くなく、気持ちのよいひとときを過ごす事ができた。
マッサージは部屋でも受ける事が可能で、フットマッサージに限りプールサイドでも行われていたのは、何か奇妙に思えると同時に是非体験したいと思わせた。
また、我々が2日連続で依頼したラオ・トラディショナル・マッサージは、一日の疲れを癒すにはもってこい。
朝食のビュッフェは派手さはないが、各料理は美味しかった。これは国際会議の会場ともなるこのホテルの隠れた底力かも知れない。
改善の余地がある面
・エレベーターに乗り込んでボタンを押しても、何故かドアが閉まると無効になり、再度ボタンを押さねばならないの鬱陶しかった。
・バルコニーに出るガラス戸が開けにくいのは気になる人には気になるかも?
・エアコンが設置されてある奥から聞こえる水の流れ落ちる音が、夜はむしょうに大きく響き、気になった。
・部屋内の電気スイッチがどう配線されているのか?つまりどれがどのスイッチなのか、不明な点がいくつか
・バスルーム内の異臭は排水管からきているものか?天井裏のカビか?
・夜にバルコニーに出てみると、赤いネオンが毒々しい。また、バルコニーの天井部分には、多くの蚊が飛んでおり、気になった。
・我々は河側に泊まったが、街側(本来パッケージとして用意されている部屋)は、夜はカラオケの大音量に悩まされるかも知れない。エレベーターの前に行くと、夜の11時過ぎにも関わらず、カラオケの大音量が続いていた(夕食から帰ってきた8時過ぎには既に始まっていた)。
・カラオケが続いており静かな早朝に響いてきたとは思えなかったが、ディスコがあるのか?誰かが部屋でパーティをしていたのか?朝の4時過ぎに音楽の響きを感じた。後でスタッフに聞いてみたら、メコン河沿いで若者が大音量で楽器を演奏するそうだ。ゲストからクレームがあると、そのたびに警察を呼ぶそうで・・・・・・。
夜にバルコニーを照らすスポットライトはひじょうに強力で外に出るとまぶしいくらい。
レッドやブルーに輝くネオンは泊り客よりもホテル自身を目立たせる事に比重を置かれている様で、悲しい。
同階に泊っていた韓国人宿泊客の2人連れが、夜の商売らしき女性をそれぞれ連れて、嬌声をあげエレベーターから9階に降りてきた。
ホテル前にたむろしているトゥクトゥク運転手が、ネオンに光るホテルを撮影している時に、”女はいるか?”と声をかけてきた。
お子様連れで宿泊をお考えの方は、けっこうワイルドなホテルである事をあらかじめ知っておきたい。
シンガポールの旅行代理店Zipanのツアーで当初予定されていた部屋は、確認するとクラシック(というカテゴリーで、街側の部屋)だったので、スーペリアにアップグレードを依頼をし、メコン河の景色が見えるバルコニーがあるカテゴリーに変更した(追加費用必要)。
オフシーズンの為、場合によっては10階11階は使用されない時期があるそう
ホテルのウェブサイトには、4階から13階までに、このカテゴリーの部屋があると記載されてあったが、12階と13階にはこのカテゴリーの部屋はナイトの事で、宿泊した日の最上階は9階だった。
また、ウェブサイトには
ドンチャンパレス∙ホテル∙アンド∙コンベンションへ、ようこそ。
支配人より重要なお知らせ
グランドボールルームの改装工事を2016年4月1日より2016年5月2日の間行います。
期間中客室への影響は無いと思われます又、館内レストラン等は通常通り営業を行います。
ご不便をおかけする事を従業員一度お詫び申し上げます。
という案内がポップアップで日本語ページに表示されていた。期間を過ぎたが工事が終わっていないのか?と思ったが、何の影響もなかった。
ただ単に日本語サイトの変更を失念していると思える。
なお、このホテルは当初マレーシア資本で始まったそうだが、今は中国資本。その為か、1階のショップも中国人相手の商品を取り揃えて、スタッフも英語は通じない人もいる。
何時まで開いているか?と聞くと、働く中国人の男性が電卓で11を叩いて見せてきたのはとても新鮮だった。
ちなみにビール(ビアラオの小さい缶)は1USDもしくは8000キープという手ごろ感
開発が完成すると下記の様な一大ビル街になるらしいが、未だその気配は周りに感じられなかった。
今現在の状況は下記の写真
ASEM VILLA(アセム・ヴィラ)はは低層の赤い屋根部分と思える。
我々の部屋9階部分は、下記写真(メコン河の方から撮影)の赤丸部分
シティ側の入口は表の道までも続く広い敷地
もし街中を見てまわるのであれば、少し不便な位置にホテルがある事を理解しておきたい。
シャトルバスの運行有り
Shuttle Service to Downtown(Fountain Square)
Drop Off Time
10:00 12:00 14:00 16:00 18:00 20:00
Pick Up Time
10:15 12:15 14:15 16:15 18:15 20:15
Shuttle Service to Wattay Airport
Departure Time from Hotel
05:00 07:00 09:00 11:30 13:00 17:00 19:30
色々と首をかしげる点もあったが、宿泊の選択の少ないビエンチャンでは選ばれるべきホテルのひとつかも知れない。
Don Chan Palace Hotel & Convention(ドンチャンパレス∙ホテル∙アンド∙コンベンション)
Unit 6 Pivat Village Sisatanak District Vientiane Lao PDR
Phone: (856) 21 226 666 もしくは 244 288
左が併設されているコンベンション施設
客室内設備(宿泊した部屋:スーペリア)ミニバー | O | 冷蔵庫 | O |
湯沸かしポット | O | セイフティボックス | O |
WiFi | O | スリッパ | O |
日本語設備案内 | X | 歯磨きセット | O |
ヘアドライヤー | O | ウォシュレット | X |
NHKワールドプレミアム(日本語放送) | X | NHKワールド(英語放送) | O |
バスルームにはシェーバー用のコンセント(115Vと230V)、部屋のコンセントはマルチタイプ